介護の知識

有料老人ホームで家賃や食費以外にかかる費用

老人ホーム

母が現在生活をしている住宅型有料老人ホームの場合、1か月に必ず必要な基本的な費用は「家賃」「共益費」「食費」「生活支援サービス費」の4つです。

この4つは母が入居している間は毎月必要になる費用です。

以前、かかる費用について少しお話しています。

ノート
母が入所している住宅型有料老人ホーム 費用はどのくらいかかっているの?今年の4月から母が入所している住宅型有料老人ホーム。 その住宅型有料老人ホームにお願いするまでにどのような経緯を経たのかはこちらを...

では、それとは別にかかる費用にはどういったものがあるのか。今日はその費用についてお話してみたいと思います。


オプションで必要なサービスを選択する有料サービス

上記4つの費用以外は全てオプションで必要なサービスを追加してもらう形になる有料サービスになります。

看護小規模多機能併設なので日中は同じ建物内にあるデイサービスで過ごす母。そういったサービスは介護保険サービスですので自己負担は1割~2割。

介護保険サービスについてはこちらをご覧になってくださいね。

介護保険
介護保険で利用できるサービスにはどんなものがあるの?介護保険で利用できるサービスは以下のように分けられます。 訪問型サービス 通所型サービス 宿泊型サービス 入所・...

有料サービスは介護保険適用ではありませんので自己負担です。

時間計算になるサービスも多い

施設によってそのサービス料金の計算の仕方はさまざまだと思いますが、母の入所している老人ホームの場合は時間計算のものがほとんどです。

有料サービス

洗濯 250円 / 10分
掃除 250円 / 10分
布団干し 250円 / 10分
食事介助 1500円 / 1時間
更衣介助 250円 / 10分
入浴介助 1500円 / 1時間
排泄介助 250円 / 10分
買い物代行 1500円 / 1時間
外出同行 1500円 / 1時間
通院介助 1500円 / 1時間
服薬確認 150円 / 1日

他にもサービスはありますが、上記のような感じです。これらの中から必要なサービスを選択しお願いするという形になっています。

状態が悪くなるとほとんどのサービスをお願いするようになりますので上記全ての費用が必要になります。母はほとんどをお願いしています。

特に赤字のサービスは毎日必要なことですので「上記の料金×30日」が1か月に必ずかかることになります。

その部分だけを計算してみても

(食事介助(1500円)+更衣介助(250円)+排泄介助(250円)+服薬確認(150円))×30日=64500円

※食事介助は1時間内に収まる。排泄介助は10分以内に収まる。として計算しています。

「家賃」「食費」「光熱費」「生活支援サービス」以外にこれだけの料金が必要。他にも入浴介助やお部屋の掃除、洗濯などもお願いしていますのでここにプラスされます。

ただ、その老人ホームにはパック料金というものもありますので、追加するサービスが多い場合はパックを利用したほうが費用を抑えることができる感じですね。また、この有料サービス以外に紙パンツ、おむつ代は別に必要です。

生活支援サービスって何?

基本的な料金の中に「生活支援サービス」というものがあります。

これは何?と疑問に感じる方もおられると思います。

これは、ナースコール対応や医療機関への連絡、緊急時の対応、訪問診療の立会いなどのことです。(母が入所している老人ホームの場合)

有料サービスも同じ生活支援サービスですが、基本に含まれないオプションサービス。それが上記一覧のようなサービスです。

家族で補える部分は家族で

上記有料サービスの中で私たち家族でやっていることは「買い物」「外出」「通院」の3つ。必要なものがある時には私たちで購入して持参していますし、ほぼ毎週母を外出させています。

そして通院。

この通院に関してはどうしても私たちが仕事の都合がつかない時や突発的な時はお願いすることもありますが、基本的には私と妹が分担して一緒に通院するようにしています。

現在は月4回通院が必要なのですが、そのうちの2回が私、あとの2回が妹という感じです。

この通院が結構時間がかかるもので、1回で3時間~4時間くらいはかかります。そうなると1回通院介助をしていただいて4500円以上が必要になります。月のはじめだったり休日前などはもっと時間がかかるときもあります。

母を施設にお願いすると決めた時に家族で話し合ったことのひとつとして、全てを施設に委ねるのではなく家族でできるところは出来るだけやっていこうということがありました。

もも花
もも花
通院の付き添いは仕事をしている身としては正直大変です。職場に事情を話し半日お休みをもらい…良い顔をされないことも少なくありません^^;

それでも、施設にお願いする前と現在とでは介護に対する心の余裕が全く違っています。

費用のこともそうですが、そういうことだけでなく今後も通院は私たちでと思っています。

有料老人ホームを検討する時は有料サービスで必要な費用も考えておく

有料老人ホームは費用が高額というイメージを持たれている方も少なくないと思います。確かに、公的施設の特別養護老人ホームなどと比較すると多少費用はかかります。

特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームとはどんなところ?費用や入所基準は?入居待機者も多いと言われている特別養護老人ホーム。通称「特養」。私たちも母をお願いする施設を探す際に候補として検討しました。 特養...

ですが、最近は低料金で利用できる施設も増えてきています。中には億という金額が必要になる有料老人ホームもありますが、そういった施設ばかりではありません。

ただ、有料老人ホームの場合、必要な有料サービスを追加していくという形になっているところがほとんどだと思います。

入居を検討される際には有料サービス(オプションで追加するもの)で1か月にどのくらいの費用が必要になるのかを確認しておいたほうが良いと思います。

基本的な費用は10万円くらいでも、有料サービスを追加した結果、軽く20万円を超えてしまう場合もあります。

施設によって料金体系に多少の違いはあると思いますが、上記一覧のような費用が必要になりますので参考にしていただけたらと思います。